療育と脳を育てる教室|発達のことならLOF教育センター神戸・明石校へ

LOF教育センター神戸・明石校のプログラムは脳の未熟な神経伝達回路をつなぎ、強化することで、こどもたちの可能性を拓き、発達を促進させます。全てのこどもたちに発達の土台を!

WISKⅣ検査研修会

WISK知能検査はIQだけを見て、高い低い、障害があるのかないのかを検査するものではない。

そんな単純なものではないのです。

目でみて理解するのが得意とか、耳から聞いて理解するのが得意とか、短期記憶が苦手、集中できないとか。

ただ表面的な『分かること』を並べるだけのものでもありません。


その子の行動や表れを、自分の経験からのみの見方で理解するとき、
もしかしたら、その子の本質を見抜けていないかもしれない。
見えにくい、分かりにくいユニークな内面が隠されているがもしれない。

その子を100%理解することはできないけれど、本質に近づき、その子がどんな子なのかを知るために、ひとつの手段として検査の数値からその子の背景を読み取るのだと考えています。


大人でも時間とかなりの労力を使う検査です。
ちょっと考えるだけでも疲れる。


検査で子供たちにどうやって向き合うのか。

同じ検査でも、検査をする側の向き合う姿勢や理解の仕方で、まったく違うものになり得ます。
子供たちの捉え方も変わるはずです。

検査は子供のために、子供の有利なものとなるべきです。

子供たちの生きづらさが表れていれば、それは何からきているのかを知りたい。

だからこそ、検査結果からその子の内面を見るとき、表面的な数値からではなく、さらに細かく比べて比べて、それから考えて考えて、点と点を丁寧に線でつなげていく必要があると思っています。

ギフテッドや学習障害をもつ子の解釈は本当に奥深い。

もちろん、全ての子達に言えることですが。

講義をしていただいた小泉先生は、何十年もかけて、研究を重ねながら、子供たちに丁寧に向き合い続けてこられました。

心理の専門家として、頑張って受けた検査が子供たちの生活や学習、未来になかなか生かされていない現状から、子供たちのために、つなげられる、意味のある検査解釈を、と尽力されてきました。

子供たちの育ち、教育にかかわる者として、この検査を実施、解釈できることは大きな意味をもつと思っています。 

それは、ただスキルを身につけるのとは違う。
判断するわけでもない。

ただただ、子供たちの見えにくい部分を実際のその子の姿とつなげ、しんどいだろう部分の背景を知ること。
可能性の広がりを知ること。
どうしたら得意なところをさらに伸ばし、しんどいところに手を伸ばせるかの援助の方法が分かること。
そして、お母さんがその子をより知ることができるために。
だと考えています。


『自閉症は目でみて理解しているんです!』
と断言している方もおられます。
そうではない。
それぞれ違うから、一概に言えずスペクトラムなのです。

個を丁寧に見られるように。
気づいてほしい。
分かってほしい。

検査は誰のために、何のためにするのか。