療育と脳を育てる教室|発達のことならLOF教育センター神戸・明石校へ

LOF教育センター神戸・明石校のプログラムは脳の未熟な神経伝達回路をつなぎ、強化することで、こどもたちの可能性を拓き、発達を促進させます。全てのこどもたちに発達の土台を!

母親と仕事。子育ては自分を見つめる時間でもある。

しばらくブログ更新をしていなかった間に、5月も終わろうとしています。
運動会の時期となりましたね。
学校からは、練習をしている声が聞こえてきます。

私の幼少時代を振り返ってみると、両親は共働きで帰宅も遅く、私のお世話は忙しい両親のに代わって祖父母がしてくれていました。

当時、寂しさというものはほとんど感じていなかったですが、やはり母親が早く帰れる、と聞くとうれしくて外に出てずっと帰宅を待っていた覚えがあります。

でも、仕事というものは残業になることも多々あることで、待てども待てども帰ってこない、ということもしばしばありました。

社会人になった今では、理解できますが、当時は悲しさでいっぱいになったものです。

それでも、祖父母が家に居てくれたので、学校から帰宅すると、安心できる温かい家であったことが思い出されます。

高校生になると、祖父母が自分たちの田舎にある家に戻って生活を始めました。

すると、部活動で毎日遅くなる日はいいのですが、特にテスト前やテスト期間中の、早く帰宅する時期は、だれもいない家に帰ることが多くなり、何とも言えない孤独感を感じたものです。

1人という寂しさを知りました。

後から思えば、思春期の不安定さも加わっていたでしょう。

ただ、やはり母親も仕事の調整を何も訴えずともしてくれたのもあり、また部活動が始まると生活にメリハリと目的が芽生え、自分の居場所が存在するのもあり、安定していくのでした。
家庭の「温かさを感じる」ことはとても大切なことです。


家は安心・安全を感じる温かい場でないと、こどもは安定した生活が送れません。

私は高校生になっても、短期間であっても、寂しいと感じた時期があったのです。

まだまだ未熟で自分をコントロールできない幼少期、児童期はやはりその安定した生活の土台は必要です。


私自身、看護師としてバリバリと働きたいと思い、子どもを学童や託児に預けて仕事をした時期がありましたが、私の生活環境では、仕事の比重を大きくしてしまいすぎると、
子どもたちに安定した生活の土台はつくってあげられていないと思ったのです。


自分が今優先すべきことは子育て。

改めて認識しなおしました。

でも、それをやってみる前から言われても納得いかなかったでしょう。

必死に勉強して努力してつかんだものであるし、やりたいという思いに溢れていたから。

私自身が母親として未熟で、判断ができなかった。


自分なりにやってみて、試行錯誤の上、うまくいかないこともある。

その中で、子どもたちが教えてくれたこと、自分を見つめ直したことは、遠回りだったかもしれませんがとても貴重な経験でした。

その経験を通して、改めて自分の生き方を考えることになったからです。


現在がベストだとは言えませんが、自分の能力と家庭のバランスを見て調整しながらワークライフバランスを考えていくことは、子育てをする母親にとって重要な課題ではないかと感じています。

お金は必要ですし、お金のために働かざるを得ないこともあります。

ただ、男女平等とは言えども、やはり母親であるからには、生きていくうえで「子育て」が必ず生活の大部分を占める。と思うからです。

家で子どもの帰りを待つことだけが「温かさ」につながるわけではありません。

その根っこには、子どもに向けられる「目」があります。

仕事をしながらも、子どもに「目」を向けられる心の余裕が必要なのではないかと感じます。

また、評価ばかりにとらわれない、子どもの育ちを見つめる目が必要です。


今の社会は、昔の地域の共同体として子どもを育てるのではなく、個々の家庭での閉鎖的な子育てになりがちです。

社会の変化に加え、母親が孤独に育児をすることのしんどさは計り知れないものがあります。

だからこそ、お母さんたちが子育てをしていける援助の必要性を感じるのでした。