LOF教育センター 神戸・明石校

LOF教育センター神戸・明石校のプログラムは脳の未熟な神経伝達回路をつなぎ、強化することで、こどもたちの可能性を拓き、発達を促進させます。全てのこどもたちに発達の土台を!

学校

新学期が始まりましたね。

春は期待と不安が混在しながらも、温かい雰囲気につつまれて、私は大好きな季節です。

皆さんはいかがでしょうか?


ある子のお話です。

お母さんは学期毎に行われる懇談が苦痛で仕方ありません。

なぜなのか。

先生からの指摘を受けに行くだけの場であるからです。

今まで一度も認めてもらったことがないそうです。

「できない」「ここが足りない」のオンパレード。

それに加え、指摘のみで終わります。

だから、家庭ではどのように取り組んでいけばいいのか、先生がどのように子どもと関わってくれているのかの話はありません。

「家庭できちんと見てください。」で締めくくられる。


話を伺うと、先生が行う聞き取りテスト(朝の先生の話で、何の内容のお話をしたのかを4~5つ箇条書きで書くテスト)をするそうですが、その子は毎回0点もしくは1点だそうです。

そして、先生は日ごろの授業態度からも見合わせて、


「聞いていて理解ができていないのか、聞く気がないのか実際どうなのか分かりません。」とのこと。




・・・・・・・・・・。




ちなみに、先生はその子が授業中の説明後、いつもきょろきょろ周りを見てからしか動かないとお母さんに伝えておられます。


また、九九を覚えることは問題ないのに、ともおっしゃってます。(九九はカードで覚えています)



そもそも、朝の先生のお話は何について話されているのか分かりませんが、どれだけ面白い話なのでしょう。

大人が興味のない講演を聞いて、あとで話の内容をテストされると知ったら、どれだけできるのでしょう。

冷や汗出すんじゃないでしょうか。

それか放棄するか。

そんな講演会に自分のメリットがあれば別ですが、たいていの人は行かないでしょう。

でも、子どもたちは、学校という組織の中で、それを強いられています。

全ての学校・先生がそうではないですし、批判をしているわけではないですが、子どもたちにとってすべてが評価対象となっている現在の教育はつらいものがあるということです。

「そろえる」「合わせる」「努力」「正解・不正解」に重きが置かれています。

子どもが聞く気がないのか

聞いてもわからないのか

子どもへの見方がこの2つの選択肢しかないのです。

つまらない話は誰だって聞く気はありません。

長い話で要点がわからずまとまりがなかったら、大人でもう~んとなります。

でも、話を聞く限り子どもはきっと必死に聞いて覚えようとしています。

理解できていないかどうかは、紙に話した内容をかけていないから、理解できていない、なんてそんな簡単に完結できる話ではありません。

聞き取りテストで子どもたちの苦手な部分を見る目的であるなら、テストにして点数をつける必要はありません。

聞いて覚えるだけでなく、見て覚えることも取り入れるべきかと思います。

いずれにしても、テストにする目的が不明で意味がないように思えてしまうのです。


全ての人は様々な考え方があるので、私の考えがあっている・あっていないではないです。

そんな捉え方は本末転倒です。

私も一個人として、自分の経験や知りえた知識の中で考えを発信しています。

それをどう感じ、とりいれていくかは個人それぞれ違うはずです。

その抽象的なものを良い・悪いで議論しても意味のないことで答えは見つかりません。

あやふやで、答えがないものこそ、おもしろいし意味がある。


学校の先生は、子どもの発達の専門家ではありません。


でも、一日の大半を一緒に過ごす先生が子どもを一方通行でしかも広い視野から捉えられない現実は、子どもにとってかなり辛く厳しいものです。



子どもたちは、

「ふつうは〇〇できる。知っている。」

「これは、こんなにできるのだから、あれもできるのに決まっている。できないのはやる気がないからだ。」

と見られがちです。





やりたいのにできない、苦しさを誰も見ようとしてくれないのはつらいことです。



でも、現実では、社会にでると過酷な中、自分の力で強く生きていくことを必要とされます。

全てを個人に合わせてはくれないのです。



全て嫌なことは嫌なんだから仕方ない。しなくていいよ。

と周囲のおとなたちが簡単にあなたには無理なのね、と決めつけていることこそ、枠にはめてしまっているように感じます。

大人が決めつけてしまうことではないと思うからです。



いろんなことを経験する場をつくり、やってみることの機会を増やすこと

子どもにとって必要な時にその子が乗り越えていける術・ヒントを教えていくこと

周囲であれこれいう前に子どもの脳の発達を促していくことでその子の困りを減らしていくこと

周囲がその子を評価せず見守り支えていくこと

偉そうに支援をしてやるぞなんてことでなく、子どもたちとやりとりしながら教えてもらったり、伝えたり、それぞれの面白さを感じながら、その子たちがその子らしく生きていけるサポートができたら、と考えています。



神戸・明石校では、個性豊かな発達に不安があるまたは遅れがある子ども、生活や学びに困りがある子どもたちの保護者の方々や支援者(教育・医療・社会福祉・保育関係者など)の方々などを対象に大人のサポート、学び場もつくっております。

◎2017年度 大人向け講座予定

▧マザーズサポータークラブ

▧ペアレンツラーニング


▧相談支援


▧ワンオペ育児支援「No Mom's bag Project」