療育と脳を育てる教室|発達のことならLOF教育センター神戸・明石校へ

LOF教育センター神戸・明石校のプログラムは脳の未熟な神経伝達回路をつなぎ、強化することで、こどもたちの可能性を拓き、発達を促進させます。全てのこどもたちに発達の土台を!

遅刻

こんにちは。 今日も神戸はいいお天気です。

我が家の息子は、幼稚園の今のクラスももうお別れ、という前に熱が出てお休みしています。

まだまだ、たくさんの病気が流行っているのですね。

何とか金曜日には修了式に出られたらいいなあと思いながら、息子の寝ている間にブログに向かっております。


今日は学校生活でのことを少し書こうと思います。

「遅刻」といえば「よくないこと」「決まり事から外れること」、として考えられています。

それでも、遅刻をする子どもはいます。


そこで、

「遅刻なんてしちゃだめじゃないか!」と叱る。

「遅刻してきたからにはいいっていうまで立っていてもらう。」と罰を与える。

「今度やったら、反省文を書いてもらうからな。」と脅す。

「遅刻してもいいよ。よく来たな。」と褒める。

「今度から遅刻するんじゃないよ。あなたに期待してるよ。」と諭す。


これらの方法で、子どもが遅刻しないで学校に行こうとするのはどれでしょうか。

どれもピンときません。

なぜなのでしょうか?

正当論では子どもには伝わらない。

叱ったり、罰を与えたり、脅すことは、大人にとって一番楽な方法だけれども、子どもには伝わらないか、または「怒られるから、怖いから」ただ言うことを聞く状態になる。

子どもの状態が遅刻する・しないの段階にないこともあります。

ただ、早急に遅刻という問題にだけクローズアップしての対処は意味がないと思うのです。

すべての子どもに上記のやり方・言い方を統一できないということ。

どれも子どもがどうして遅刻しているのか、どんな状態であるのかを見つめてはいません。

だから、学校に来れなかった子どもが、遅刻をしてでも勇気をもって学校に来れた。→「よう頑張ってきたなあ。」なら子どもの状態を見て出た言葉だと言えます。

また、言うだけで伝わっているのかも確認することってあまり意識がないように思います。

私も気をつけねば、分かっているものとして子どもに接していることがあります。

意識するだけで、はっと気づく機会が増えます。

確認は言葉だけの確認ではなく、子どもの日常生活から垣間見えることがあります。

ああ、ちゃんと伝わってるなあと。

伝えることは言葉だけに頼ってしまいがちですが、言葉は最も簡単で楽です。

ついつい言いくるめてしまいがちです。

でも、子どもに何か困りごとがあれば、それをやりなさいとできないことをやれるようにすることより、やれていることを認めたり、伸ばしたり、それと同時に困りごとをスモールステップでできるのだと気づかせてあげることで、自然に行動がかわってくることもあります。

子どもが嫌だと言えばやらなくていい、というスタンスではありません。

大きくなるにつれ、やらなくてはいけない場面はあります。

その場面でやれるように子どもを育てていきたい。

まずは、子どもの日常の状態や学校での様子を含めて愛をもって関わろうとすることが大事だと思っています。

とても時間がかかるし、パターン的なやり方はないし、 一人ひとり違うからこそ、こちらも子どもを見つめる目を育てていく必要がある。

難しい。

子どもを育てるのは、簡単にはいかない。


目的は、子どもを育てていくこと。

問題行動を減らすこと自体ではない。


学校の先生がお母さんたちに子どもの問題行動の指摘だけをして、どう子どもを見つめてやっていけばいいのかまで伝えてられておられない状態をよく耳にします。

お母さんたちは問題行動だけにクローズアップされた話をストレートに聞き、悲しさや不安を感じ、それをそのまま子どもにぶつけてしまうという悪循環に陥っていることがしばしばあります。

子どものことを気にかけているのに、それが逆に子どもを追い詰めてしまうことのないよう、周囲の支援者が子どもを育てていくのだという目的をしっかり頭に入れ、その子の目標のために連携して関わっていければ。。。と思うのでした。