LOF教育センター 神戸・明石校

LOF教育センター神戸・明石校のプログラムは脳の未熟な神経伝達回路をつなぎ、強化することで、こどもたちの可能性を拓き、発達を促進させます。全てのこどもたちに発達の土台を!

居場所をつくってもらうこと

私は先日、元職場の飲み会に参加してきました。
以前は、訪問看護といって、病院や施設の看護ではなく、患者さんのご自宅に伺い、日常生活上必要な援助や医師の指示に基づく医療処置を行う仕事を非常勤でしていました。
病院と違って、家という生活全体を考え、地域社会の中で、家族を含めた患者さんをいかに多職種間で支えていくかということに重きをおきます。病院やかかりつけ医師、ケアマネージャー、他医療職、介護職間の連携業務は重要で、やりがいをとても感じていました。

でも、私は不器用で、仕事を頑張る反面、家庭に目を向けることをやっているつもりでも、出来ていなかったのです。

そのことを長女が気づかせてくれ、もっと子どもたちのためになることに全力を捧げることの方が大事で、そうすべきだと思ったので、その仕事を辞めることにしました。

上司は、私の性格をよく知ってくれていました。

訪問看護は患者さんからお金を支払われて(介護、医療などの保険は使えます)サービス提供しています。だからこそ、中途半端にはできない。
先にも言ったように、様々な職種間で連携をとり、患者さんに必要な援助を評価し見直し実施していくのは、それだけ連絡をとりあっていくため時間がかかります。
週2、3回で数時間で訪問だけ行く、という形もとれますし、実際看護師不足なので重宝されますが、私は患者さんのことを一生懸命考えるというスタンスでやってきたので、上手く割り切りながらこなしてはいけないだろうと判断したのでした。

現在非常勤で雇ってもらっている在宅医療専門クリニック(以前はかけもちをしていました)も、以前は医師と訪問に同行していたのですが、時間的な問題から、現在は訪問にはいかず、書類作成やクリニック内での業務だけを行ってくれたら十分、と言ってもらっています。


元職場の上司や先輩、同期、後輩とは今でも交流があり、飲み会にも誘って頂いています。
とても穏やかでやさしい人達で、それでいて仕事にも熱いのです。

上司や先輩は、「あなたが今自分に必要なことをして、それでまた時期が来たら戻っておいで。また一緒に仕事をしよう。」と言葉をかけてくれます。

同期や後輩は「いつになってもいいから、また一緒に仕事しよう。何年後?子どもが中学生になったらかな?」と
そんな風に言ってくれるのです。

しばらく休みをいただいた後に退職となったので、迷惑もたくさんかけました。

それでも、
それでいいんだよ。
いつでも戻っておいで。
待ってるから。

と言ってもらえる場所があるのは、自分にはもったいないくらい有難く、居心地のよい場所があることが私のエネルギーになったりします。
温かい人達に出会えてよかったなあと思うのです。

今の職場も、看護師としての業務が以前の半分以下になった状態でも、先輩はそれでもいい、辞めるなと言ってくれます。今続けているのは、その環境を作ってくれている人たちの温かい気持ちに応えたいという気持ちより他ありません。

私は、生きていく上で大切な周りの人と人とのつながりがいかに大切かを実感して生きています。

周りに迷惑をかけてしまうような時もある。
けれども、だからこそ、自分にできることは精一杯やる。人との信頼関係は自分が作っていくものだと思っています。

縁を大事にというけれど、その縁も自分が縁として大事にするかどうか、で決まるのもんだと思っています。

子どもたちにも、そんな温かい環境を自らつくっていけるようになってほしい。

そのために必要なことは、子どもが自分自身の経験から獲得していくものが大きいかもしれません。
自然に獲得できるのかは、その子によります。

大切なのは、親として伝えていくべきものはやはり丁寧に伝え、確認し、私が周囲の人から、親からしてもらっているように、温かい居場所を作り、叱咤激励しながら子どもが進んでいくのを支えることなのだろうと思うのでした。